店頭に飾ってあるマネキンの服や、雑誌の服を見てステキ!と思って着てみたら「なんか違うな・・・」と感じた経験はありませんか?

イメージと違いがっかりしているイラスト

体が綺麗に見える服を選ぶためには、自分の「骨格タイプ」の特徴を知ることが重要です。

らさに、「骨格タイプ」が理解できると、「写真でスタイル良く写るコツ」もわかりますよ。

高田

「無料自己診断」もついているので、試してみて下さい。

「骨格タイプ」とは何?

人にはそれぞれの生まれ持った「体の形」があります。

「骨格タイプ」には男性・女性共に「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」の3タイプがあります。

骨格タイプイラスト

「骨格診断」とは何?

「骨格診断」とは、顔から下の「骨・脂肪・筋肉・質感」の状態をチェックし、「骨格タイプ」のどれに当てはまるかを診断する手法です。
男性・女性ともに3種類に分かれています。

太っている、痩せている、年齢、身長なども関係ありません。一度しっかり診断すれば、一生変化がありません。

「骨格タイプ」を知るメリット

「この服を着ると、なぜか太って見える」「(特定の服を着たら)なんか痩せた?」など言われた経験はありませんか?

同じような身長・体重の人でも、スタイルが良く見えたり、逆に悪く見える服があります。
それらは、骨格の違いで決まってきます。

自分の「骨格タイプ」を知るメリットは、「自分のスタイルを良く見せる服のポイント・着こなしのコツがわかるようになる」事です。

「骨格タイプ」を知るメリット

自分の「骨格タイプ」を知ると、下記のような効果が得られます

鏡を見て喜んでいるイラスト
  • スタイルアップして見せるコツがわかる(女性なら着やせ、男性なら逞しく見せられる)
  • 垢抜けた印象に見せるコツがわかる(ナチュラルに良さが出る)
  • 写真にスタイルよく写るコツがわかる

あなたをスタイルアップするお洋服の特徴や素材、写真でスタイル良くみせるコツなど幅広く知ることができます。

「骨格タイプ」を知らない場合

逆に、自分の「骨格タイプ」を知らないと…

鏡を見てがっかりしているイラスト
  • なんかダサい印象になる
  • スタイルが悪く見える(足が短く見える、太って見える)
  • 写真で太って見えたり、貧相な印象になる

せっかく頑張ってオシャレをしても、「イタイ印象」や「地味でお堅い印象に見えてしまう」という悪循環にもなります。そんなの嫌ですよね?

「骨格3タイプ」の特徴(ストレート・ウェーブ・ナチュラル)

まずは、3つのタイプの特徴をつかむために、それぞれの「体の特徴」「ファッションテーマ」を簡単に説明します。

3タイプ服のイメージイラスト

ストレートタイプ

【体の特徴】
身体に厚みを感じ、立体的でグラマラスなメリハリボディの持ち主です。
ハリのあるお肌の方が多い印象です。

【ファッションテーマ】
「シンプル」「王道」「きちんと感」
服はハリのある質感で、シンプルなデザインが似合います。
引き算スタイルが得意なので、過度な装飾は避けましょう。

ウェーブタイプ

【体の特徴】
身体は薄く華奢な印象、柔らかさを感じる曲線ボディの持ち主です。
ふわふわっとしたお肌の方が多い印象です。

【ファッションテーマ】
 「ソフト」「華やか」「コンパクト」
服は薄手でやわらかな質感が似合います。
足し算スタイルが必須なので、アクセサリーやヘアスタイルも含め「華やかさ」を意識しましょう。

ナチュラルタイプ

【体の特徴】
全体的に四角い印象でフレーム感のある、スタイリッシュなボディの持ち主。
骨感や関節の大きさなどが目立つ印象の方が多いです。

【ファッションテーマ】
 「ラフ」「カジュアル」「オーバーサイズ」
ドライな質感や、洗いざらしなどの風合いのある質感が似合います。
ラフ・カジュアルを意識した大人カジュアルなコーディネートを心がける。

身体の特徴が異なると、似合う服の方向性がだいぶ違ってきます。
自分がどの骨格タイプが知りたくなりませんか?

【無料】自己診断(セルフチェック)してみよう

「自分で骨格診断ができたらいいのに!」と、お悩みの方もいるのではないでしょうか?
サロン探しや予約は、なかなかハードルが高いですよね。

3タイプ「ストレートタイプ」「ウェーブタイプ」「ナチュラルタイプ」を自己診断できるように作成いたしました。

5つの質問を確認するだけの簡単チェックです。女性だけではなく男性もチェックできます。

  • 気軽に自分がどのタイプか調べたい方
  • サロン(お店)に行き、診断してもらう事にちょっと抵抗がある方

はよかったらお試し下さい。

5個の質問

次の5つの質問A~Cを集計し、一番多い記号を覚えておいて下さい。

診断は鏡を見ながら行っていただければ大丈夫ですが、客観的に判断をするために「(全身)写真を撮る」事をお勧めします。

①体全体の印象は

 A 体に厚みがあり肉感的な印象
 B 上半身が華奢で、下半身が重く感じる印象
 C 肉感よりも骨がしっかりしている印象

②あなたの首の特徴は

 A どちらかというと短い
 B どちらかというと長い
 C どちらかというと太めで筋が目立つ

③あなたの鎖骨の特徴は

 A ほとんど目立たない
 B 細めの鎖骨が見える
 C しっかりした鎖骨が見える

④あなたの太もも・ひざ下の特徴は

 A 太ももは太く、ひざ下は細くまっすぐである
 B 太ももは細く、ひざ下が太く湾曲しやすい
 C 太ももに肉が付きにくく、すねの骨が太い

⑤あなたの手の平・甲の特徴は

 A 手の平に厚みがある
 B 手の平は薄い
 C 手の平の厚みよりも、手の甲の筋っぽさが目立つ

5つの質問のA~Cのうち、一番多い記号が「あなたの骨格タイプ」である可能性が高いです。

5つの質問の結果

「A」が一番多い方は「ストレートタイプ」
「B」が一番多い方は「ウェーブタイプ」
「C」が一番多い方は「ナチュラルタイプ」

骨格タイプの自己診断結果はいかがでしょうか?「私の骨格タイプは〇〇かしら?」と目星がついたらと思います。しかし、自己診断はあくまでも目安と思って下さい。

また、人は「自分の好みのタイプ」を選択する傾向があるので、思い込みで間違った診断を行っている可能性もございます。

正確な診断結果を求める方は、プロ診断をおすすめします。

プロに診断してもらうメリット

自己診断なら診断場所に行く必要もないし、お金もかかりません。気軽に試すことができますよね。

しかし、この自己診断は必ずしも正しい結果が出るとは限りません。

「骨格タイプ」の自己診断はとても難しい!

困っている女性のイラスト

自己診断の5問目で、下記のような質問があったと思います。

「①あなたの手の平・甲の特徴は」

 A 手の平に厚みがある
 B 手の平は薄い
 C 手の平の厚みよりも、手の甲の筋っぽさが目立つ

「手」をはじめ、「他の体のパーツ」にも共通して言える事ですが、「個人差が大きい」という問題があります。

「手はどのくらいだと厚いって事になるの?」「筋っぽいって何?」とかなりませんか?
診断のプロならその違いを理解できると思いますが、普通の方にはかなり難しいと思います。

仮に見本の写真があっても、個人差が大きいので「わかりにくい」というのが現実です。

そして、5個の質問全部が、同じ「〇〇タイプ」と完全一致する人はほとんどいません。

「そうしたら、プロでも判断が難しいんじゃないの?」と思いますよね。
しかし、プロはたくさんの方を診断して「経験」を積むことでデータを集めます。

そして、プロは個人差があることを把握していて、「特徴」が完全に当てはまらなくても、総合的に骨格タイプを導き出すことが可能なのです。

この「個人差を把握・経験値」が、自分で骨格診断をする事が難しい原因なのです!

自己診断とプロの診断の違い

そもそも自己診断とプロが行う診断は、ポイントとなる見方が違います。大きく2つの違いがあります。

違い① 最重要視する項目と、そうではない項目がある

自己診断1~5の中で、実は1番の「体全体の印象は」が一番重要です。
もっと正確に言えば、プロは「体の重心バランスを見ている」といのが正しいかと思います。

しかし、一般的な自己診断は項目の集計をとって、「一番多いものが、あなたの骨格タイプです。」という流れになります。

その道のプロでないとわからない「項目の重要度」というものがあり、自己診断ではなかなかできません。

違い② 年齢と共に起こる「体の変化」を考慮している

骨格診断の自己診断の項目は、「オシャレを楽しむ10~30代向き」に作成されたように感じます。

つまり、40代以上の方は「体のパーツ」の質問が自分の骨格タイプであっても、当てはまらない可能性がもっと高くなるという事です。

例えば「鎖骨」「手」ですが、ストレートタイプのなら「ほとんど目立たない」「厚みがある」となるはずですが、年齢を重ねると、(ナチュラルタイプのように)かなり骨が目立つ方もいます。

年齢とともに皮膚が薄くなり、筋肉や脂肪が落ちる方もいるからです。

女性の方だと、カウンセリングシートに年齢を書かれるのを嫌がる方も多いのですが、正確な年齢がわかった方が、診断が早くスムーズに進むことが多いので、ご協力いただけるとありがたいです。(年代による筋肉・脂肪変化を考慮して結果を出します)

プロに診断してもらうメリット

あまり知らない人に体を触れるのも抵抗があるし、なんだか少し勇気が必要ですよね。

自己診断が難しい理由を先に説明しましたが、次はプロ診断のメリットをお話しします。
「診断の正確さ」は勿論なので、それ以外のメリットを中心にお伝えします。

プロ診断のメリット(Neo-Styling YOKOHAMAの場合)

  1. 写真を撮り、一緒に確認できるので、お客様自身も目で見て納得できる
  2. 自分の体の特徴、似合う着こなし・似合いにくい着こなしの特徴を教えてもらえる
  3. 好みの骨格タイプにならなかった場合でもアドバイスがもらえる

1.写真を撮り、一緒に確認できるので、お客様自身も目で見て納得できる

全身写真

Neo-Styling YOKOHAMAでは、まず全身写真を撮ります(正面・横向き・後ろ向き)
その次にジャケットやシャツを羽織っていただき、同様に全身写真を撮ります。

最後に判断の最終確認で「鎖骨・首・手首・手のひら・ウエスト・膝の皿」などを触診・目視でチェックしていきます。

触診も軽く触れるだけなので、痛みなどはございません。デリケートな部分には触れませんのでご安心下さい。

骨格診断は「触診」のみを中心に行うサロンもございます。

お身体の触れられたくない部分はご相談いただけるサロンがほとんどだと思いますので、ご安心ください。

2.自分の体の特徴、似合う着こなしの特徴・似合いにくい着こなしの特徴を教えてもらえる

服のアドバイスをしているイラスト

骨格タイプが確定したら、身体の特徴や似合う着こなしのアドバイスを説明させていただきます。

診断士個人の好みや感想ではなく、理論的な説明をふまえお客様に実感をいただけるよう説明していきます。

お客様が嫌でなければ、体の特徴で「その骨格タイプの欠点」もきちんと説明させていただきます。(※骨格タイプの欠点は「お客様の体の欠点」ではなく「同じ骨格タイプの方の共通の悩み」という意味で説明させていただきます。)

なぜ「骨格タイプの欠点」に触れるのかというと、「欠点(悩み)=体のカバー術」に直結するので、「どこに気を付ければ、体を綺麗に見せる事ができるのか」という話が簡単になるからです。

3.好みの骨格タイプにならなかった場合でもアドバイスがもらえる

診断結果が好みの骨格ではなかったとき、意外とショックを受けるものです。
その場合でも、プロ診断であればアドバイスをもらうことができます。

せっかくお越しいただいたのですから、気になることは遠慮なくご質問下さい。

骨格タイプを知るメリットは、「自分の体を綺麗に見せてくれる服の特徴・着こなしがわかる事」です。

診断結果が好みの骨格タイプではなかった場合、診断直後は納得いかなかったり、落ち込んだりするかもしれませんが、似合うとわかれば必ず好きになると思います。

「骨格タイプ」の比較(詳細)

ここからは、3つの「骨格タイプ」を比較しながら、次のことを説明していきます。

  • 「体」の特徴
  • 「着こなし」の違い
  • 写真に「スタイル良く写る」コツ
  • 「太り方」の違い、「ダイエット」のポイント

「他のタイプとの違い」を理解すると、より自分の骨格の特徴が把握出来るようになりますよ。

「体」の特徴

先ほど、大まかな骨格タイプの体の特徴を紹介させていただきました。
次は、もっと細かく体の部位の違いを比較して説明します。

ここでは「体の正面から確認できる事」を中心にピックアップして書かせていただきました。
1つ1つ細かく理解する必要はありません。「3つの骨格タイプはそれぞれ違う特徴があるんだな」という事がわかってもらえればOKです。

一番重要なのは「骨格タイプを知って、何ができるのか」ですよね。
後ほど、そちらを書かせていただきます。

順番に見ていきましょう。

首の特徴
ストレート首が短い
ウェーブ首が長くて細い
ナチュラル太めで筋が目立つ(個人差が大きい)
鎖骨の特徴
ストレート目立たない
ウェーブ細く、目立つ
ナチュラル太く、目立つ
胸板の特徴・体の厚み
ストレート厚い
ウェーブ薄い
ナチュラル中間(厚みより骨が目立つ)
バストトップの位置
ストレート高い
ウェーブ低い
ナチュラル中間
アンダーバスト~ウエストまでの位置
ストレート短い(ウエストが高い)
ウェーブ長い(ウエストが低い)
ナチュラル中間(ウエストが高め)
正面から見たヒップの幅
ストレート狭い
ウェーブ広い
ナチュラル中間
膝(ひざ)の特徴
ストレート膝の皿が目立たない
ウェーブ膝が出ている
ナチュラル膝の皿が大きい
手の特徴
ストレート手の平が小さく厚みがある
ウェーブ手の平のサイズは普通でうすい
ナチュラル手の平が大きく、関節が目立つ

このように、骨格タイプで、部位の厚みや幅、高さが異なってきます。

大まかに特徴をまとめると、こんな感じです。
ストレート:上半身が厚く、部位の位置が高い(上重心)
ウェーブ:上半身が薄く、部位の位置が低い(下重心)
ナチュラル:骨感があり、部位の位置は中間(中重心)

 ナチュラルタイプは「中間」という表記が多くてピンと来ないかもしれませんが、「骨(関節)が目立つ」というのが特徴です。

生まれ持った骨や脂肪、筋肉の発達は人それぞれ異なります。

知って欲しい事は「これだけ体の違いがあれば、似合ってくる服も違ってくる」という事です。

「着こなし」の違い

骨格診断において最も重要なのは「重心バランス」です。

先ほどまでは「体の重心」の事を説明しましたが、次は「服の重心をどこに持ってくるのか」を説明していきます。

まず、結論から先に書くと次のようになります。

ストレートタイプ(体は上重心)の場合、洋服は「中重心(体全体の中央に重心を持ってくる)」
ウェーブタイプ(体は下重心)の場合、洋服は「上重心(体全体の上に重心を持ってくる)」
ナチュラルタイプ(体は中重心)の場合、洋服は「下重心(体全体の下に重心を持ってくる)」

この「服の重心」を意識すると「ボディラインが美しく見える服」が、わかるようになります。

もっと詳しく、各タイプ別に説明すると、

ストレートタイプ

服は「中重心」つまり「中央=ジャストウエスト位置」がベスト

「中央」とは、体のくびれ部分「ジャストウエスト位置」のあたりを指します。
ストレートタイプの方はウエスト位置が高めです。

トップスをボトムスにINする位置や、ベルトマークをする部分もこの「ジャストウエスト位置(ウエストが一番くびれている所)」を意識するとスタイル良く見えます。

短すぎず長すぎない丈感で、ジャストサイズ(服が体のラインを沿うような感じで、大きすぎず、ぴったりすぎず、適度なスキ間がある)を選び、ウエスト部分はベルトで締めることが大切になります。

「ジャストな丈感・サイズ感」というのも大切ポイントで、トップスやボトムスどちらかにボリューム感が出ると「重心」がずれてしまいます。

スカートならひざ丈の台形・タイトスカートのような形、パンツならくるぶしが隠れるくらいのストレートパンツが最も体型を綺麗にみせてくれます。

そしてハリや適度に厚みのある生地は高級感だけでなく下にすとんと落ちやすいため、全体的にすらっとした印象になり、とてもお似合いになります。

また、「上半身をスッキリさせる=Vネック・Uネックのように縦に開いたトップス」がお勧めです。

ストレートタイプの方は「首が短い」印象になりがちです。トップスの首回りを縦に開くことで、「疑似的な首」を作るとバランスが良くなります。

【もし「上重心」にした場合】

「短い丈感」「胸下の切り替え」があるような服は、上半身が詰まった印象になります。
軽さや薄さを感じる素材の場合は、体のラインを拾いすぎて着太りして見えてしまうこともあります。

【もし「下重心」にした場合】

「全体的にビッグサイズなもの」「長め丈のアウターやトップス」「ロング丈Aラインスカート」などは、全身が太って見えたり、メリハリのない印象に見えてしまうこともあります。

ストレートタイプの方は、「服の引き算」が得意なので、むやみに服やアイテムを加えると、もっと着太りして見えてしまいますが、ウエストに「メリハリ」を出す目的で「ベルト」を加えるのはOKです。

ウェーブタイプ

服は「上重心=ハイウエスト位置」がベスト

ウエスト位置が身体全体でみると低めだったり、体のラインが「下重心」のウェーブタイプは、服の重心を「上」に持ってくることでスタイルアップします。

たとえばトップスをボトムスにINする位置やベルトマークをする部分は、くびれ部分よりもちょっと上の「ハイウエスト位置」を意識するとバランスがとてもよくなります。

短い丈感のものや、ハイウエスト位置の切り替え、首の開きが狭めで華やかに盛るなどで、全体的なバランスを「上」に持ってくることが大切になります。

女性ならフリルやレースなどの装飾やふんわりとしたシフォン素材などで身体を盛っても、着太りしづらく逆に華やかで垢抜けた印象になるのが特徴的です。

そして、男性・女性共に足首のように細い部分をキュッと引き締めるようなパンツ(テーパードパンツなど)がより体のラインを綺麗に引き立ててくれます。

【もし「重心を中央」にした場合】

「長めの丈感」「足首まであるフルレングス丈のパンツ」などは、重心が下がりやすく胴が長く見えたり、垢抜けない印象に見えてしまうこともあります。

トップスをウエストにINしたり、上半身に華やかなブローチやネックレスをつける。
そして髪型を華やかなアップスタイルにしたり全体の目線を上げたりする事がお勧めです。

足首まであるフルレングス丈のパンツは、裾を折って7分丈風にするのもOKです。

「少しでも重心を上に」がテーマです。

【もし「下重心」にした場合】

「全体的にビッグサイズなもの」「長め丈のアウターやトップス」「ロング丈Aラインスカート」などは、かなり重心が下がり、足が短く見えたり、野暮ったい印象に見えてしまうこともあります。

アウターやトップスはショート丈で、スカート丈は長すぎないもので足首を出すなど、
肌を見せたり、一部(特にトップス)を上重心のアイテムに変えるだけで、軽やかな印象になります。

ナチュラルタイプ

服は「下重心=ローウエスト位置」がベスト

身体全体の「重心が安定している」ナチュラルタイプは、比較的どんな服でも着こなしやすいのが特徴です。
しかしその中でも、重心を「下」に持ってくることでよりスタイルアップします。

そして「体のラインを曖昧にする(特にウエスト位置を曖昧にする)」ことがポイントで、
くびれ部分よりも下の腰骨あたりの「ローウエスト位置」を意識するとバランスがとてもよくなります。

「長い丈感」「ウエスト位置に切り替えがないもの」「ゆるっとビッグサイズ」などで、全体的なバランスを「下」に持ってくることが大切になります。

女性の場合、メンズライクなものは逆に色気が増し、カジュアルなアイテムもリラックス感が出て垢抜けた印象になるのが特徴的です。

そして男性女性共に、長い丈感やビッグサイズもナチュラルタイプなら、すらっとスタイリッシュに着こなせます。

【もし「上重心」にした場合】

「短い丈感のトップス・ボトム」「身体にフィットするタイトな服」でも「悪くないよね?」という印象を受けますが、肌を露出したデザインは骨感が目立ちゴツゴツとした印象になりやすいです。

また、タイトなシルエットは角ばったフレーム感が強調されて見えてしまうこともあります。

タイトシルエットや肌見せスタイルの際は、底の分厚い靴やブーツなどと合わせて足元を重めにしたり、ボトムに重量感やボリューム感を出し目線を下に外すなど、重心が下がり、バランスが良くなります。

また、女性なら、肌をそのまま露出するのではなくシースルー素材で「透けさせて隠す」などのアレンジを加えるとゴツゴツした印象が解消されます。

【もし「重心を中央」にした場合】

「ベーシックなサイズ感や丈感」「シンプルでフラットなデザイン」はスタイルが悪く見えないのに、なぜか堅苦しい・物足りない印象になります。

変形的なアシンメトリーデザインや、布をたっぷり使ったようなシルエットを加えましょう。
「トップスをボトムスにINしない」「トップスを一部ボトムにINしてあとは出す」「ベルトは、ウエスト位置を曖昧にして重心を下げる」と垢抜けた印象になります。

また、カーディガンを腰巻にし、結び目を中心からずらすと「ウエストを曖昧にする&アシンメトリー」になり、よく似合います。

写真に「スタイル良く写る」コツ

「骨格タイプ」の違いによって、写真でスタイル良くみえるポイントも変わってきます。

女性は「痩せて見せたい」、男性は「逞しく見せたい」という心理があるので、それぞれ骨格タイプ別・男女別に紹介させていただきます。

まずは、骨格タイプ別「体の厚みの違い」について

胸の下を「輪切り」にした時、断面が下記のような感じになります。

身体の断面の厚みイラスト

「ストレートタイプ」が最も厚みがあり、続いて「ナチュラルタイプ」「ウェーブタイプ」の順になります。
この違いがポイントとなり、「スタイル良く見せるコツ」が変わってきます。

ストレートタイプ・スタイルよく見せるコツ

【女性の場合】
「真正面からまっすぐに写ること」をお勧めします。

ストレートタイプ女性の写真

ストレートタイプの方は「上重心で上半身に厚みがある」事が特徴です。
その為、横から写すと体の厚みが目立ち、太って見えてしまいます。

斜めからの写真は、角度によって個人差があります。

斜めからの写真は、何回も撮り直しが出来る状況であれば問題ありませんが、複数人との撮影(撮り直しが出来ない状況)では、アングルに注意が必要です。

また、上半身の厚みをカバーする為に、不自然でない範囲で物(ノートやファイルなど)を持ち「体を一部隠す」というテクニックも効果的です。

背景はすっきりしている方が良いです。

  

【男性の場合】
「体をやや斜め~横」にすると、より逞しく見せる事ができます。

ストレートタイプ男性の写真

「女性と逆のポーズ」を意識すれば、逞しく見せる事ができます。
背景はすっきりしている方が良いです。(男女共通)

  

ウェーブタイプ・スタイル良くみせるコツ

【女性の場合】
「横向きや斜め」から写ると華奢さがアピールできます。

ウェーブタイプ女性の写真

ウェーブタイプの方は、「下重心で上半身が華奢で厚みがない」事が特徴です。
それを最大限に生かしましょう。背景は華やかだと、なお良いです。

【男性の場合】
「体を正面から写す」と華奢になりません。
また、腕が上半身の一部に見えるように(例えば腕を組む)などすると、逞しく見えやすいです。

ウェーブタイプ男性の写真

基本的に「女性と逆のポーズ」をとれば、逞しく見せる事ができます。
背景は華やかだと、なお良いです。(男女共通)

ナチュラルタイプ・スタイル良く見せるコツ

【ナチュラルタイプの場合は男女共通です】
「動きのあるポーズ」がお勧め。手が体から離れているとよい。

ナチュラルタイプ女性の写真

ナチュラルタイプの方は「骨感があり、体のバランスがとれている」事が特徴です。
その為「体の骨感をいかに目立たせないか」がポイントです。

「動きのあるポース」がお勧めで、手が体から離れていると、目線が体に集中しなくなります。
女性で肩幅が気になる方は、やや斜め向きで写ると華奢に見せる事が出来ます。

「どんなポースをしたらよいかわからない」という方は、雑誌モデルさんを参考にするとよいでしょう。(ファッション雑誌のモデルさんはナチュラルタイプの方が多いです)

逆に言えば、「棒立ち」は一番よくない事になりますよね。(体のフレーム感が強調されます)
背景が賑やかだと、なお良いです。

「太り方」の違い、「ダイエット」のコツ

骨格が違うと太り方の特徴も異なってきます。骨格別に確認をしていきましょう。

骨格別の太り方イラスト

ぽっちゃりさんの見本として興味深いのが、女性お笑い芸人「森三中」さんです。
 大島美幸さんは「ストレートタイプ」
 村上知子さん「ウェーブタイプ」
 黒沢かずこさん「ナチュラルタイプ」
 なので、特徴がわかりやすいかと思います。

画像を見てみたい方は「森三中 レオタード」で画像検索して下さい。

ストレートタイプ

【太り方の特徴】

上半身から太る為、ちょっと体重が増えただけでもまわりから「太った?」を指摘されやすい傾向があります。

太るとまずデコルテがむっちりとし、上半身からヒザ上までに肉がつき、丸々とした体型になります。

また、太ももの前側や二の腕の外側のお肉やハリ感が気になることもあります。

筋肉がつきやすいので、太るとパーンと皮膚が張ったようなハリのあるしっかりとした体になりやすいです。

【ダイエットのコツ】

全体的に脂肪を落とせる「有酸素運動」を取り入れたダイエットがおすすめです。

ジョギングやランニング、運動の習慣がない人はウォーキングを自分のペースで取り入れるといいでしょう。

ストレートタイプの人は筋肉がつきやすく、ダイエットで痩せても貧相な体つきにならないのが良いポイントです。ハリのある肉質なので、運動の後はマッサージやストレッチでほぐしましょう。

ウォーキングイラスト

ウェーブタイプ

【太り方の特徴】

下半身から太り、比較的くびれも残るので、太ったことに気づかれにくいタイプです。
そのため油断しやすい傾向があります。

太ると下半身からお肉が目立ってきて、お尻やお腹も下の方にお肉がつき、境目がなくなり垂れやすいのが特徴です。

柔らかい質感の肌なので、太ると「振り袖肉」と呼ばれる二の腕の下側部分にたるみが出ることもあります。

【ダイエットのコツ】

下に垂れやすい体質なので、ヒップアップトレーニングを取り入れるとお尻の位置が上がり、脚が長く見えて全体のバランスが良くなります。

もともと上半身が華奢な為、痩せすぎると胸元が寂しい印象になってしまうこともあります。

大幅な減量を考えている方は、胸筋など胸まわりの筋肉を鍛えるトレーニングも同時に行いましょう。

筋肉がつきにくく体も冷えやすい傾向にあります。入浴などで体を温めるようにしましょう。

お風呂イラスト

ナチュラルタイプ

【太り方の特徴】

上半身下半身まんべんなく肉がつくので、太った事が気づかれにくく、気がついたら「体が大きくなっている」印象です。
骨格ナチュラルタイプの人は元々太りにくい人が多く、全体的に肉感はあまりありません。

太ると体全体が大きくなり、がっしりした印象になります。そして鍛えるとまんべんなく肉が付くのか特徴です。

【ダイエットのコツ】

痩せすぎると全体的に骨感や筋(すじ)感が目立ちやすくなります。全身のバランスを考えてダイエットを行うといいでしょう。

お腹に肉がつくとくびれがなくなり寸胴に見えてしまいます。ウエストを鍛えるトレーニングを取り入れるのがおすすめです。また、胸まわりやお尻を鍛えてメリハリを作るトレーニングも、スタイルをよく見せることにつながります。

ダンベルを持ったイラスト

もっと簡単に!「3つのポイント」を押さえて、スタイルよく見せるコツ

スタイル良く見せるコツがなんだか難しそう…と思った方もいると思います。
そんな方に「3つのポイント」をおさえるだけで、スタイルよく見せられるコツをお伝えします。

3タイプの服のラインイラスト

上の画像をご覧ください。人型のシルエットに色の異なる三本の線が入っていますね。

これは「青はストレートタイプ」「赤はウェーブタイプ」「緑はナチュラルタイプ」の理想的な洋服のシルエットだと思って下さい。

3つの線が大きく異なる場所に注目すると、

①首まわり
②ウエストまわり
③ボトムのライン・長さ

であることがわかると思います。
この3カ所を意識しながら、洋服を選ぶと「スタイル良く見せる」事ができます。

ストレートタイプ

①首まわりは大きく開く(縦に開く)
②ウエストは一番細い所で絞る(服は程よく体のラインに沿うようにする)
③ボトムも体のラインに沿うようにする(スカートはひざ丈、パンツは基準丈)

に近づけるとスタイル良く見えます。

ウェーブタイプ

①首まわりは開けない(重心が下がってしまうから)
②ウエストは一番細い所より、やや上で絞るようにする
(服は体のラインに出来るだけピッタリ沿うようにする)
 男性はハイウエストの服がないので、ジャストウエストで絞る。
③ボトムは「ストレートタイプ」よりもやや上(スカートはピタっとしても、ふわっと広がってもOK、パンツは七分丈が目安)

に近づけるとスタイル良く見えます。

ナチュラルタイプ

①首まわりは開けない(ナチュラルタイプは年齢と共に肋骨が目立ち、胸元が貧相に見えてしまいます。その為、大きく開けない方が良いです)
②ウエストは一番細い所より、やや下にする(可能ならウエストをはっきりさせない)
③ボトムは下に長く、末広がりのようなデザイン(又は、ダボっとさせる)

に近づけるとスタイル良く見えます。

「上着・ジャケット」を着るとき

ジャケットを羽織るのも、ちょっとしたコツで「スタイル良く見せる」事が可能です。

ストレートタイプは「ボタンを閉める」(きちんとした感こなし)
ウェーブタイプも「ボタンを閉める」(コンパクトな着こなし)
ナチュラルタイプは「ボタンを閉めない」(ラフな着こなし)

と、スタイル良く見えます。

全部揃えられなくても、少しでも近づけるようにすることが重要です。

また「顔タイプ診断」の結果で、「顔の世代感(子供・大人)」のどちらになるかにより、このシルエットに+αのアレンジをしたものが、一番よいです。

診断結果は変わるのか?

体重の増減や加齢などで、診断結果は変わるのか?

骨格診断でよく聞かれる質問は「体重が増えるとタイプが変わる事がありますか?」という内容です。

結論を先にお話しすると、体重の増減で診断結果が変わるということはありません。

「私はぽっちゃりだから〇〇タイプ」、「私は痩せているから〇〇タイプ」ということではありません。

  • ストレートタイプは「上重心」なので、太る時も上半身が太りやすい方が多い。
  • ウェーブタイプは「下重心」なので、下半身、特に下っ腹やお尻やひざ下にお肉がつきやすい方が多い。
  • ナチュラルタイプは「上半身・下半身」バランスよく太る。(しかし、そもそもナチュラルタイプの方は太りにくい)

といったように「脂肪がつきやすい部分」は骨格タイプによってそれぞれ異なり、診断結果が変わるということはありません。

骨格別太り方イラスト

また、「加齢」で骨格タイプが変わるということもありません。

年齢を重ねると、「代謝が悪くなる」「皮膚が薄くなる」「筋肉が落ちる」など、様々な体の変化が出てきます。

そうなると「ストレートタイプ(筋肉が付きやすいタイプ)」が「ナチュラルタイプ(骨・筋が目立つ)」ような気もしますが、診断結果に変化はありません。

診断のポイントは「体の重心がどこか」で診断をしている為、「一生変化がない」ということです。

他の診断(パーソナルカラー診断、顔タイプ診断Ⓡ)との関連性

「パーソナルカラー診断」「骨格診断」「顔タイプ診断Ⓡ」の関係性

骨格診断は「スタイルを良く見せる服のポイント・着こなし」を診断するものです。

しかし、服は「色」「デザイン」「素材」「サイズ感」の4つから成り立ちます。
それらの要素1つ1つ何が似合うのかを「パーソナルカラー診断」「骨格診断」「顔タイプ診断」の3つの診断から決定していく必要があります。

3つの診断は複合的に4つの要素に絡んでいます。

色・デザイン・素材・サイズ感の関連

「色」はもちろんパーソナルカラーの要素と深く関わりがあります。
ただし、一部「顔タイプ診断」の影響も出るので、総合的な判断が望ましいです。

(単色の色はパーソナルカラーの影響が大きく、コーディネートとしての色使いは顔タイプ診断の影響もあります)

「デザイン」は「顔タイプ診断」の結果を主に利用します(が、「骨格診断」の要素も一部加えます)

「素材」は「骨格診断・顔タイプ診断」共に利用します。「骨格診断」と「顔タイプ診断」で別々の素材が似合うと言われることもあるので、バランスをとって調整します。

「サイズ感」は「骨格診断」の結果を主に利用します。

例えば私(高田)を例にあげると

骨格診断で「ナチュラルタイプ」⇒(一般的な説明では)ラフでカジュアルな服が似合う
顔タイプ診断Ⓡで「ソフトエレガント」⇒(一般的な説明では)シンプルで大人っぽい服が似合う
ということになります。

真逆なことを言われている感じだと思いませんか?
そのような場合の調整を行っていきます。

Neo-Styling YOKOHAMAで行う「骨格診断」について

診断方法

全身写真

Neo-Styling YOKOHAMAでは、まず全身写真を撮ります(正面・横向き・後ろ向き)
その次にジャケットやシャツを羽織っていただき、同様に全身写真を撮ります。

最後に判断の最終確認で「鎖骨・首・手首・手のひら・ウエスト・膝の皿」などを触診でチェックしていきます。

触診も軽く触れるだけなので、痛みなどはございません。デリケートな部分には触れませんのでご安心下さい。

診断後の説明内容

・骨格タイプの診断
・3つの骨格タイプの詳細説明(自分の骨格タイプの理解を深めるため)
・着こなしポイント3つ
・着こなしNGポイント
・似合う素材・服の特徴・(柄)の説明
・骨格別「ファッションコーディネート」の例
・似合う髪型

診断後にお渡しするもの

骨格診断のアドバイスシート

・カウンセリングシート(A4サイズで7~8枚ほど)
※アドバイスシートの再発行は別料金(6,000円)になります。大切に保管して下さい。

Neo-Styling YOKOHAMAでは、パーソナルカラー診断4タイプ・骨格診断3タイプ・顔タイプ診断Ⓡ8タイプを融合させた96パターンのトリプル診断を行っております。ご興味ある方は是非ご検討下さい。