「イエベブルべとは何?(パーソナルカラー理論)」という方向きに、記事をまとめてみました。
どうやって「イエベブルべ」などのグループ分けをしているのかを紹介しています。
具体的なパーソナルカラーの色見本(8色)も掲載しています。
理論がわかると、好きなブランドや価格帯で自由に似合う服やメイク道具、ヘアカラーなどを選べるようになりますよ!
色を自分で使いこなしたい方向きの内容です。
イエベブルべとは?(パーソナルカラー理論)
せっかく服やメイク道具を買うならば、自分を綺麗に見せてくれる色を購入したいと思いませんか?
そこで重要なのが、イエベブルべの区別(パーソナルカラー理論)を知る事です。
仮に、診断結果で「あなたはイエベの春タイプです。」と言われても、「イエベの春タイプって何色?」となったら自分で選べないですよね。
特に重要なのが「イエローベース(イエベ)」「ブルーベース(ブルべ)」、「春(スプリング)」「夏(サマー)」「秋(オータム)」「冬(ウインター)」という色のグループ名の区別です。
ちゃんと色分けにはルールがあり、ちょっとしたコツで区別ができるので、安心して下さいね。
イエベブルべの区別の方法は?
まず、色を「イエベ」「ブルベ」の2グループに分けます。
黄色っぽさがある色がイエベ、青っぽさが色がブルベとなります。
もっと詳しく説明すると、
例えば、「赤色」の絵の具にちょっとだけ「黄色」を混ぜると、「黄色寄りの赤」
「赤色」の絵の具にちょっとだけ「青色」を混ぜると、「青色寄りの赤」になりますよね。
元の色+ちょっとだけ黄色(または青色)が混ざったような色が、それぞれ「イエベ」「ブルベ」だと考えれば、色の区別がしやすくなります。
自分が「イエベブルベのどちらが似合うか」がわかるだけでも、似合う服の色の傾向がわかりやすくなります。
春夏秋冬のカラーグループの分け方とは?
次に、イエベブルべを2種類に分けて「春・夏・秋・冬」に分けます。
ここでは「清濁」という分け方でグループ分けをします。
ちなみに、「清濁」とは「白黒を加える(濁)、又は何も加えない(清)」という意味だと思って下さい。
具体的な「清濁」での分け方は、下記のような感じです。
その為、そのカラーグループが似合う人には、次のような印象になります。
春…明るく元気な印象
夏…爽やかで、優しい印象
秋…大人っぽく、落ち着いた印象
冬…ダイナミックでシャープな印象
下のイラストは、同じ絵の女性ですが、グループによって印象が変わると思いませんか?
さらに最近では、雑誌などの影響で、下記のような呼び名が一般的になってきています。
パーソナルカラーの色見本(8色)
どんなにルールがわかっても、実物の色がないとイメージしにくいかと思います。
ここでは、パーソナルカラーの代表的な8色を載せました。
色の見方ですが、左側(黄枠)2つがイエベ(春・秋)、右側(赤枠)2つがブルべ(夏・冬)となります。
まずは、右左の「色合いの違い」に慣れて下さい。
片方ずつ手で隠してみると、違いがわかりやすいと思います。
次に上段(黄枠)2つ(春・夏)は「軽やかな色」、下段(赤枠)2つ(秋・冬)は「重めの色」であることが理解できればOKです。
つまりは
イエベ春…黄色っぽく軽やかな色
ブルべ夏…青っぽく軽やかな色
イエベ秋…黄色っぽく重めの色
ブルべ冬…青っぽく重めの色(鮮やか)
という感じになります。
パーソナルカラーの色見本
代表的な「赤・黄・緑・青・紫・ピンク・茶・白」の各パーソナルカラーの色見本です。
少しずつ、色合い(黄色っぽさ、青っぽさ)や明るさ(軽やかさ、暗さ)などが違っていると思います。
この差が「あなたの肌色や瞳を綺麗にみせてくれる違い」につながります。
赤色の見本
黄色の見本
緑色の見本
青色の見本
紫色の見本
ピンク色の見本
白色の見本
茶色の見本
自分のパーソナルカラーに慣れる方法
パーソナルカラーが分かっても、自分で選べなければ意味がありませんよね。
では、どのように判断の練習をすればよいかというと、下記の方法をお勧めします。
1.同じ系統の色を見比べる
例えば上の写真のように、(デザインは気にせず)ぱっと見で「同じ色だと感じるもの(例えば青と感じる服)」を、集めてみて下さい。
自分のパーソナルカラーではなくてもよいです。
一言で「青」と言っても、同じ色ではないとわかるはずです。
見比べているうちに「黄色っぽい青」「くすみのある青」などの判断ができるようになります。
2.カラー見本に照らし合わせる
自分のカラータイプの色見本を持っている方は、服に照らし合わせて色を確認すると良いでしょう。
(NSYでは、パーソナルカラー診断を行った方に、手の平サイズのカラー見本も差し上げています)
(例)NSYネイルカラー用のパレット
よくある質問で「色見本と同じ色が見つからない」という相談があります。
実は、まず同じ色は見つからないと思った方が良いです。色は無限にあります。
重要なのは「カラー見本の中に入っても違和感のない色(調和する色)を選ぶ事」だと思って下さい。
例えば、持っている赤い服が自分のカラータイプかどうか調べるとしましょう。
まず、カラー見本内の赤と比較し、さらにグループ全体として違和感がないかを調べればOKです。
もしも、その色だけ浮いていたら、「別のカラーグループである」ということです。
3.顔に近づけて、確認する
そもそもパーソナルカラー診断は、「顔の近くに布をあてて、肌が健康的で綺麗に見える色を探す」診断でした。
お店の鏡で顔の近くに服を充てて、顔への映えをチェックしてみて下さい。