このページでは、顔タイプ別の「似合う柄」の選び方を紹介します。

「浴衣」を例にして、特徴を紹介しています。

顔は、「第一印象」を決める最も重要な要素ですよね。

そのため「服選び」では、「顔の印象に合うデザイン」を選べるかがポイントになります。

この記事を読むとわかる事

  1. 顔の「世代感(子供顔・大人顔)」と「形状(直線顔・曲線顔)」の分類を知ることで、似合う柄の特徴がわかる
  2. 顔タイプによって「どのような柄が似合うのか」がわかる
高田

顔タイプによって、似合いやすい柄の特徴を知る事もできます。

浴衣の画像を例にして紹介しました。

顔タイプ別 似合う柄の選び方(世代感:子供顔・大人顔)

まず、「子供顔」「大人顔」でどのように似合う柄に違いか出るのかを紹介します。
※子供顔・大人顔の詳しい説明は「顔タイプの分類方法(世代感と形状)で確認して下さい。

まず、「子供顔」に似合う柄の特徴は、下記のとおりです。
・(リアルな柄よりも)イラストっぽい柄
・単調な柄

次に、「大人顔」に似合う柄の特徴は下記のとおりです。
・(写実的な)リアルな柄
・複雑な柄

実際の柄の例は、下記のようになります。

上段は「植物柄」、下段は「ストライプ柄・チェック柄」の例です。

「子供顔」に似合う柄の例
「大人顔」に似合う柄の例

子供顔と大人顔で似合うイラストの感じが異なっていると思いませんか?

説明を加えると、上段の植物柄は「子供顔」の方はイラストで描けそうな植物、「大人顔」の方は写真で撮ったようなリアルな植物柄になっていると思います。

次に下段左側のストライプ柄は、「子供顔」の方は同じ太さの線(単調)なのに対して、「大人顔」の方はストライプの幅が数種類(複雑)になっています。

下段右側のチェック柄も同様に、「子供顔」の方は縦横が同じ色で同じ幅(イラスト例はギンガムチェック)なのに対して、「大人顔」の方は大きさ・色の幅が数種類(イラスト例はグレンチェック)になっています。

この違いが「似合う柄」の特徴として表れます。

顔タイプ別 似合う柄の選び方(形状:直線顔・曲線顔)

次に、「直線顔」「曲線顔」でどのように似合う柄に違いか出るのかを紹介します。
※直線顔・曲線顔の詳しい説明は「顔タイプの分類方法(世代感と形状)で確認して下さい。

まず、「直線顔」に似合う柄の特徴は、下記のとおりです。
・「線」っぽい柄(幾何学模様など)
 ※チェック柄は「線」で出来上がっていますが、顔タイプ診断における判断は「曲線」という扱いになっています。

次に、「曲線顔」に似合う柄の特徴は下記のとおりです。
・「丸み」のある柄(曲線を感じる模様)

実際の柄は下記のようになります。

上段は「植物柄」、下段は「ストライプ柄・チェック柄」の例です。

「直線顔」に似合う柄の例
「曲線顔」に似合う柄の例

直線顔と曲線顔でイラストの感じが異なっていると思います。

説明を加えると、上段の植物柄は「直線顔」の方は葉や花びらが細長い感じ・尖った印象なのに対し、「曲線顔」の方は葉や花びら(花全体で)丸みを感じるイラストになっていると思います。

次に下段の線柄ですが、「直線顔」の方は縦又は横の線なのに対して、「曲線顔」の方はチェック柄(縦横の線)になっています。

この違いが「似合う柄」の特徴として表れます。

顔タイプ別 似合う柄の選び方(世代感・形状ミックス)

上で説明した「世代感」「形状」を一緒にまとめると下記のようになります。

自分の顔タイプ(世代感・形状)がわかると、より似合う服選びが簡単になります。

「世代感」「形状」を掛け合わせた言葉の説明
「世代感」「形状」を掛け合わせた言葉を柄に置き換えたもの

顔タイプ別 似合う柄(浴衣)の例【女性】

ここでは上記の柄の特徴を活かして、顔タイプ別の結果による「似合う浴衣」の例を紹介します。

「世代感(子供・大人)」「形状(直線・曲線)」を浴衣の柄にあてはめると下記のような感じになります。

さらに、顔タイプ別に似合う柄の特徴を下記で説明したので、参考にして下さい。

顔タイプ キュート

「子供×曲線」のキュートタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。

・かわいらしい小花柄
・小さく丸みのある柄

全体の印象として「かわいい」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ フレッシュ

「子供×直線曲線ミックス」のフレッシュタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。

・直線曲線ミックスで、カジュアルな柄(又は直線的でカジュアルな柄)
・柄の大きさは小~中くらいまでOKですが、特に上半身がすっきりしているもの(無地に近いもの)が似合います

全体の印象として「爽やかな」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ アクティブキュート

「子供×曲線」のアクティブキュートタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
・柄の大きさは中~大柄が似合います
・丸みのある柄や大正ロマンのような個性的な柄

全体の印象として「かわいらしく個性的な」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ クールカジュアル

「子供×直線」のクールカジュアルタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
・直線的でカッコいい柄、シンプルな柄
・柄の大きさは中~大柄が似合います。

全体の印象として「シンプルでカッコいい」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ フェミニン

「大人×曲線」のフェミニンタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
・柄の大きさは中~大柄が似合います
・華やかな柄、丸みのある柄

全体の印象として「女性らしく華やかな」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ クール

「大人×直線」のクールタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
・直線的でカッコいい柄、やや複雑な柄
・柄の大きさは中~大柄が似合います。

全体の印象として「(複雑な柄で)カッコいい」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ ソフトエレガント

「大人×直線曲線ミックス」のソフトエレガントタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
・直線曲線ミックスで上品な柄(例えば花に丸みがあるが、葉が直線など)
・柄の大きさは小~中くらいまでOKですが、特に上半身がすっきりしているもの(無地に近いもの)が似合います。

全体の印象として「繊細で上品な」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ エレガント

「大人×直線曲線ミックス」のエレガントタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
・直線曲線ミックスで大胆な柄(例えば花に丸みがあるが、葉が直線など)
・柄の大きさは中~大までOKですが、特に大柄が似合います

全体の印象として「華やかで上品な」感じの柄がよいです。

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

顔タイプ別 似合う柄(浴衣)の例【男性】

男性に似合う柄も、基本的に女性のルールと同じです。

男性の場合は無理に柄物を選ぶ必要なないので、基本は「無地」でも大丈夫です。

浴衣が寂しく感じる場合は、帯に柄が入ったものを選ぶと、バランスが良くなります。

浴衣のベースは無地に近いですが、帯に柄が入っているので寂しく見えません
浴衣が細いストライプの場合、帯はわざと太さの違うストライプの方が全体が引き締まります

顔タイプ チャーミング

「子供×曲線」のチャーミングタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
単調で丸みのある柄、曲線を感じる柄

チャーミング ソフトタイプの例

「ソフトタイプ」の方は、柄が小~中くらいの大きさで、柔らかい印象のものが似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ソフトタイプの例➀ 小さな水玉柄です
ソフトタイプの例➁ シンプルなチェック柄です

チャーミング ハードタイプの例

「ハードタイプ」の方は、柄が中~大くらいの大きさで、個性的な柄も似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ハードタイプの例➀ ソフトタイプに比べると個性が強いチェック柄です
ハードタイプの例➁ 丸みのある大きな柄が特徴です

顔タイプ フレッシュ

「子供×直線」のフレッシュタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
直線を感じるシンプルな柄

フレッシュ ソフトタイプの例

「ソフトタイプ」の方は、柄が小~中くらいの大きさで、無地に近いようなシンプルなものが似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ソフトタイプの例➀ 2色が同じ幅のシンプルなストライプです
ソフトタイプの例➁ 線で書かれたシンプルな柄が特徴です

フレッシュ ハードタイプの例

「ハードタイプ」の方は、柄が中~大くらいの大きさで、個性的な柄も似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ハードタイプの例➀ 直線的な柄ですが、やや個性的です
ハードタイプの例➁ 線がソフトタイプより個性的です

顔タイプ エレガント

「大人×曲線」のエレガントタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
曲線を感じる上品で華やかな柄

エレガント ソフトタイプの例

「ソフトタイプ」の方は、柄が小~中くらいの大きさで、柔らかい印象のものが似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ソフトタイプの例➀ 緩やかで上品な曲線柄
ソフトタイプの例➁ 複雑なチェック柄

エレガント ハードタイプの例

「ハードタイプ」の方は、柄が中~大くらいの大きさもで、特に華やかなものが似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ハードタイプの例➀ 丸み(曲線)を感じる大きな柄の例です
ハードタイプの例➁ 大きめで複雑なチェック柄の例です

顔タイプ クール

「大人×直線」のクールタイプの方が似合う柄は、下記のような柄です。
直線を感じる複雑な柄

クール ソフトタイプの例

「ソフトタイプ」の方は、柄が小~中くらいの大きさで、無地に近いようなシンプルなものが似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ソフトタイプの例➀ 細めで控え目なストライプです
ソフトタイプの例➁ 直線を感じる複雑な柄の例です

クール ハードタイプの例

「ハードタイプ」の方は、柄が中~大くらいの大きさで、個性的な柄も似合います

浴衣に取り入れると、下記のような感じになります。

ハードタイプの例➀ 太さの異なる複雑なストライプの例です
ハードタイプの例➁ ストライプの間に柄が入っています