稼げる女性の服装術

皆さんは、仕事をする時にどんな服を着ていますか?
特に女性の方に知って欲しい服装術をテーマにまとめました。
身に着けているものがどのくらい「あなたの印象」に関わっているのかを考えてみましょう!

【基本編】

まず知って欲しい2つの事

まず、女性の皆さんに知って欲しいことが2つあります。それは、
1,ビジネスにおいて、服はただのファッションではなく「武器」であるという事
2、女性の70%が服装で失敗をしている事に気が付いていない!

という事です。「自分自身がどのように相手に見えているか」を意識して服を選んだり、着ていますか?

なかなか自分を客観視するのは難しいと思うので、次の画像を見ながら考えてみて下さい。


あなたが下の方(写真A~C)に初めて会ったとしましょう。
A~Cの女性は同一人物ですが、着ている服・色などが少しずつ違いますね。

「話しかけやすそうだ」と感じるのはA~Cのどの方ですか?と聞かれたら、多分「Cの写真(またはBの写真)」の人になると思います。
「大切な仕事を任せたい」と感じるのはA~Cのどの方ですか?と聞かれたら、おそらく「Aの写真(またはBの写真)」の方を選ぶと思います。


着ている服(髪型、メイクなど)がそのまま「あなたの第一印象」となる事が、何となくイメージできるかと思います。

日本では「女性が仕事において有利に物事を運ぶために服を選ぶ」という考えが浸透していません。
そのため、自分の服装がどれだけ会社や自分のイメージに影響しているか意識していない方がほとんどです。

では、「戦略的に服を整えると、どんなメリットがあるのか」というと・・・
「相手とのコミュニケーションがスムーズになる」という事が挙げられます。

具体的には一瞬で「相手に信頼される、説得力がでる、有能に見える」ようになります。
仕事の専門性やポジションが瞬時に相手に伝わると、発言力や交渉力につながり、仕事が有利に働きます。

いちいち「自分はこんなに凄いんだよ!」と説明しなくても、まわりが勝手に「この人は偉い人なんだ」と思ってくれるという事です。
とても便利だと思いませんか?

そのためには、「どのように装えば表現したい自分を相手に効果的に伝えることができるか」「自分を選んでもらうためにはどうしたらよいか」という事を戦略を立てる必要がありますね!

「オシャレ」と「身だしなみ」の違い

「オシャレ」と「身だしなみ」の違いを確認しましょう。

「おしゃれ」と「身だしなみ」のちがい

オシャレ →「自分らしさ」を表現できる服装や髪型の事
身だしなみ→周囲の人に不快感を与えないように服装や髪型を整える事

つまり場違いな服装、髪形などは「身だしなみが整っていない」という事になります。仕事においては致命的になることもあります。

そして、オシャレは「自分のために行うもの」に対して、身だしなみは「相手(お客様)のために行うもの」と考えてみて下さい。

そのため相手が男性・女性、大人・子供、不特定多数なのかによっても「身だしなみは変化する」というのが実際のところになります。

身だしなみには「絶対に守るべき三原則」というものがあります。それは・・・

身だしなみで「絶対に守るべき三原則」

①清潔感がある事
②品位がある事
③控えめである事

これはどんな年齢・職種・場面などでも揺るがないルールになります。

「身だしなみ」に関する5個の質問

では、「身だしなみを確認するために、何を確認したらいいのか?」という事になりますね。
よく聞かれる質問5個をピックアップしました。
次の質問にいくつ適切な解答ができますか?

A 一般的なビジネスの場で許容されるスーツの色はどんな色か?
B スカートスーツとパンツスーツはどちらの方が評判がいいか?
C (自分の)業界・業種によって適した服装は理解しているか?
D ファッショントレンドはどの程度取り入れるべきか?
E ビジネスの場でワンピースを着てもいいのか?

女性の服はデザインが多すぎて、かえって迷いや誤解が生じているように感じます。
これらの正解は次の「④身だしなみ5個の正解」で説明いたします。

ビジネスの成功は「あなたの魅力を目に見える形にする事、可視化する」ことからはじまります。

「身だしなみ」に関する5個の質問の答え

手前のブロックで出した「身だしなみに関する5個の質問」の答えです。
いくつ正解できたでしょうか?

A一般的なビジネスの場で許容されるスーツの色はどんな色か

スーツの色は「ネイビーとグレー」が基本です。

色彩心理(色が与える無意識的な影響)でネイビーは信頼感を高め、存在感を増します。
同様にグレーは落ち着いた印象、人当たりのよい雰囲気を演出できます。

暗い色は堂々とした印象になります。明るい色は爽やかな印象になりますが、威厳は伝わりません。

ただし男性のスーツとは異なり、女性のビジネススーツは許容範囲が広く、ブラウン・キャメル・ベージュ・オフホワイトなども基本範囲に含まれます。

ベージュなどは親しみやすく、ソフトな印象を与えてくれますが、男性があまりスーツで着ない色の為、職業・立場を考えて選ぶようにしましょう。

特に男性は服を「仕事用」と「仕事用ではない服」の2種類に分類して考えている方もいます。
「仕事には仕事用の服を着るべき」と考えている方もいるので注意して下さい。

ネイビーのスーツは「信頼感」「存在感」が出て、グレーのスーツ「落ち着き感」「人当たりのよさ」が出ます。
暗い色は堂々とした印象になり、明るい色は爽やかな印象になります。

Bスカートスーツとパンツスーツはどちらの方が評判がいいか

一般的にはスカートスーツの方がよいです。

スーツの形は次の3種類が代表的で、それらが与える印象は次の通りです。
テーラードのスカートスーツ…相手に落ち着きと信頼感を与える
シャネル風スーツ…女性らしいソフトさが伝わります
パンツスーツ…仕事ができそうなシャープな印象になります

3つのうちどれを選択するかは、「どのスタイルが仕事を有利に進めることができるか」で判断するといいでしょう。
フォーマルな式典や初対面の相手にはスカートスーツをお勧めします。
パンツスーツはスカートスーツよりもカジュアルな印象になります。
パンツスーツは動きの多い職場や防寒面では適していますが、男性に「敵対心」や「互角に戦う」という印象も与えるので、注意が必要です。

初対面の場合、不特定多数の方に合う時は相手の年齢層やどのような価値観を持っているかわかりません。
パンツスーツは状況がわかってから選択した方が良策といわれています。

C(自分の)業界・業種によって適した服装は理解しているか

ここでは4つのケースを説明します(C-1~C-4)。自分の業種や目的に一番近い服装を参考にして下さい。

C-1「金融・製造・メーカー」など安心・安全・信用第一にする企業であれば、ネイビー・グレーを基調とした伝統的なスタイルが向きます。
ほかにも比較的保守的な業種、業界の新人~経営者まで(会計士、秘書、マナー講師など)はこのスタイルが信頼感を高めます。

C-2「政治家・評論家・経営コンサルタント」など大勢の前で講演や演説をする方、メディアで力強いメッセージを発信し存在感をアピールする職業や立場であれば、主張が強くドラマチックなスタイルがはまります。
例えばコントラストの強いストライプで、パンチの効いたスカートスーツ、パンツスーツなどがあてはまります。
遠く離れた聴衆からも際立って見え、迫力が伝わりますね。

C-3「地方公務員・教師・福祉関連・地域のボランティア活動」など地域密着型で活動的な仕事に関わる職種においては、「きちんとしたスカートスーツ」の法則は当てはまりません。
このような業種で求められる服装は「親しみやすさ」になります。活動的なスタイルを目指します。
具体的にはブレザーや薄手のジャケット、ポロシャツなどを組み合わせたスポーティなスタイルが似合います。
ただし、式典や大きな会合などフォーマルな場所では、ビジネススーツが必要になります。

C-4「メディア・広告・デザイン・ファッション・美容関係」は、ほかのどの業界よりもファッショントレンドを取り入れたコーディネートが許されます。
雑誌などで特集されるオフィスファッションのコーディネートは、たいていこの職種向けのものです。
会社の求めるファッションスタイルに沿ったスタイルであることが求められます。

Dファッショントレンドはどの程度取り入れるべきか

手前でも説明したように、「(一部ファッション・美容関係の業界・業種を除き)トレンドは必要ない」というのが答えになります。

女性のビジネススタイルの一般的な服装は一言でいうと「男性と同じ」ということです。
なぜならビジネスステージには性別が関係ないからです。
ただ男性とは異なり、「ジャケット+ボトム」という組み合わせも認められています。

Eビジネスの場でワンピースを着てもいいのか

通常のビジネスシーンには向かないと思っていた方がよいです。
ワンピースには「夫を支える妻」「仕事を持たない女性・補佐役」という、「守られている女性」のイメージが強くなり、一般的にはビジネスに向いていないとされています。

但し、ワンピースの持つイメージを逆手にとり、受動的な女性らしさを利用した方がよい交渉場面、ビジネスを前面に出さない方がよい社交の場面、自分の考えを主張しない、相手に威圧感を与えない方がよい場合では、あえてワンピースを選ぶという戦略もあります。

身だしなみ5個の解答は以上になります。
女性ファッション誌が紹介する「オフィススタイル」の多くが当てはまらないことに驚いた方もいるのではないでしょうか?「それでは個性やセンスが出せない」と不満に思う方もいるかと思います。
しかし一部の業界を除き、女性をアピールした服装で良い結果が出ている業界はほとんどありません。
むしろ自分をマネジメントできていない人、ビジネスに未熟な人と思われてしまいます。

女性の間で「可愛い・オシャレ」ともてはやされている服と、ビジネスプロフェッショナルの服は異なります。
「無駄をそぎとったシンプルで洗練された着こなし」がビジネスウーマンをスマートに見せてくれます。
シンプルは複雑より難しいことを知って下さい。

「印象管理」の重要性

印象管理には「知れば仕事が有利に働くルール」があります。それは下記の3つです。

印象管理のルール3つ

①初頭効果
②第一印象
③好感度と収入の関係

ルール① 初頭効果

「初頭効果」とは、「人は最初に受けた印象が、良くも悪くも後々まで影響が及ぶ」というものです。
マイケル・ルボルフ名誉教授は「仮にお客様へ1回悪い体験をさせた場合の埋め合わせには、8回の良い体験が必要」と語っています。
スピード判断が求められる時代に、重要な相手に8回も会うことは不可能ですよね。

ビジネスを有利に進めていくためには、第一印象でよい印象を与えることが本当に重要です。
少なくとも服装でマイナスイメージを持たれないようにしなければなりません。

ルール② 第一印象

南カルフォルニア大学のメラビアン教授の有名な印象法則があります。

コミュニケーションで、何が印象に影響を及ぼすかを数値化したものです。

55%…視覚情報(外見)
35%…聴覚情報(話し方・声の調子)
 6%…言語情報(言葉・話の内容) 
の割合で影響を与えているという研究結果です。

このデータからわかるように、人は90%以上非言語的なコミュニケーションで判断されています。
「何を話したか」よりも「どのように見えた」かが相手には印象に残ります。

ルール③ 好感度と収入の関係

労働経済学者のダニエル・S・ハマーメッシュ教授が行った有名な実験データです。

「見た目のよさ(※美醜ではなく好感度)が平均以上の社会人は、そうでない人と比べて生涯年収が3000万円高い」というデータが発表されています。
つまり「収入は好感度の高さに比例している」というものです。
好感度で心をとらえ、相手がこの人なら「信頼できる」と思ってもらえなければ仕事は成立しません。

「ビジネス戦略」としての服装術・3つのルール

ここまで「身だしなみの原則」「印象管理の重要性」を、説明させていただきました。
その上で、ビジネス戦略としてどのように服を考え、選べばよいかを説明いたします。

ビジネス戦略として服装を整える場合のルールは下の3つになります。

ビジネス戦略として服を整える場合のルール

① 会社のドレスコードに準じた服装であること
② 「相手の期待に応える服装」であること
③ 稼げる服装であること

ルール① 会社のドレスコードに準じた服装であること

ビジネスパーソンであれば、その企業にふさわしい服装が求められます。
会社の信用や品格、評判を下げるような服装は禁物です。あなたの服装は大丈夫ですか?

ルール② 相手の期待に応える服装であること

「相手の期待に応える服装」とは、「職種・役職・TPOにふさわしい服装」ということです。
会社の社長なら社長らしい服装、銀行員なら銀行員らしい服装ということです。
服は「相手への敬意」の表現だと思ってください。客観的にどのように見えているか考えましょう。

ルール③ 稼げる服装であること

仕事の時間での服装や身だしなみは、会社の信頼を高めるために制約を受けます。
銀行員と大学教授でも異なれば、同じアパレル関係でも高級ブランドとカジュアルショップでも違ってきます。

ただ、ファッションは異なっても原則は同じ「稼げる服装である」ことです。
親近感を得る方が稼げるのか、憧れられる方が稼げるのか、威圧する方が稼げるのか、安心感を与える方が稼げるのかは業界・職種・地位などにより異なりますが、目的は同じだということです。

今までに説明した原則・ルールをもう一度整理すると・・・

服装のルール

身だしなみの3原則  ①清潔 ②品位 ③控えめ
印象管理のルール3つ ①初頭効果 ②第一印象 ③好感度と収入の関係性
ビジネス戦略としての服装ルール3つ
 ①会社のドレスコードに準じた服装であること
 ②相手の期待に応える服装であること
 ③稼げる服装であること

服を整えるのは自己満足ではなく、相手への敬意であり、思いやりでもあることを知って下さい。
どのような服装を選択しているかにより、あなたのキャリア・仕事への取り組み方・パーソナリティまでをも無意識的に相手は感じ取っています。
服装は相手があなたを見極める大きな要素となっていることを知ってください。

「それでは自分のセンスが出せないじゃないか!」と思う方もいるかと思います。
気を付けてほしい事は「センスの上にルールがある」のではなく、「ルールの上にセンスがある」事です。
ルールの範囲内で自分の良さやセンスを活かすのは大丈夫です。「さじ加減に気を付けましょう!」という事です。

補足

先ほど、ビジネス戦略として服装を整える場合の「3つのルール」を紹介しました。
会社のドレスコードを守りながらでも、服装や髪型で印象は大きく変わります。

「相手の期待に応える服装」「稼げる服装」がスーツではない場合もあります。
職種が明確にわかる服も「稼げる服」となります

【実践編】

スーツの値段はいくらが適正か

「スーツは将来の自分への自己投資」と考え、自分に合うスーツをじっくり探しましょう。

スーツに投資する金額の目安は「1着あたり、(希望)年収×1.2%」と言われています。
スーツは(今の年収ではなく)なりたい年収に揃える方がよいとされています。
服装は相手への敬意です。その服装につり合った人があなたの周りに集まります。

 年収300万(希望)の方 ⇒ 1着3.6万円
 年収400万(希望)の方 ⇒ 1着4.8万円
 年収500万(希望)の方 ⇒ 1着6.0万円

スーツ・ジャケットなどを買う時の注意事項

「単品で買わない事、できるだけスーツ・ジャケットとボトムス、インナーをそろえて買う事」が重要です。
特に女性はたくさんの服を持っているにもかかわらず、きちんとしたビジネススーツを持っている人があまりいません。

クローゼットにはその時々流行った服がばらばらに入っている為、統一感がないことがほとんどです。
なぜそうなるのかというと、女性は単品で服を買う傾向があるからです。(心当たりはありませんか?)

いろいろなお店で流行の服を買うため、「統一感がなくなり着回しができない」という結果になっています。

1着5万ほど出せるのであれば、オーダースーツもお勧めです!
女性のオーダースーツも手軽に作れるようになっています。
表向きは2万円~という所が多いのですが、1着4~5万で色・素材(ウール100%など)が選べ、
体に合ったデザインが選べるのでコストパフォーマンスが良いです(2万円台はウールではありません)
ただし、完成まで2週間~1カ月かかるので、急遽必要な場合は注意しましょう。

お金をかけないで「身だしなみ」を整える方法

それでも初期投資を抑えたい方は、下記のポイントを押さえて準備を行うと導入しやすいと思います。

ポイント① ジャケットだけは1着準備

どうしてもお金をかけられない場合、ジャケットをまず1着準備することをお勧めします。
色はネイビーがお勧めです。羽織るだけで引き締まった印象になります。

※スーツカラーではネイビーとグレーを紹介しましたが、グレーのジャケット単品はお勧めできません。

理由は(グレーは)ジャケットとして羽織っても「スーツの上着だけを着てきました」という印象が強くなりやすいからです。

すでにジャケットを持っている方は、ボタンをチェックしてみて下さい。
プラスチックのボタンだと安物ジャケットに見えやすいので、「水牛ボタン」を購入し、取り換えましょう。
グレードアップした印象になります。ボタンは200円~500円で購入できます。

ポイント② 「眉」を整えましょう

「服も髪型も整えたのに、なぜかあか抜けない。」そのような場合に一番多い原因が「眉がボサボサだから」という方が多いように感じます。
適度な長さにカットを行い、足りない部分はアイブローで丁寧に描き加えるようにしましょう。

ジャケットに関する補足

ジャケットは着ているだけで「地位が高く見える」「プロフェッショナルに見える」という効果もあります。
先ほども紹介しましたが、1着準備して損のないアイテムです。

写真Aと写真Bは同じ女性です。写真Bの方が説得力が出ると思いませんか?

また、男女がジャケット(スーツ)姿の場合「男性の方が地位が高く見える」という心理が働きます。
そのため、女性がカジュアルダウンすると、アルバイトのような印象を与えてしまうこともあります。注意しましょう。
写真C < 写真D < 写真E < 写真F の関係で立場が高い印象になります。

女性は「もともとジャケットを着ていない印象」が強いのに対して、男性は「写真D」の状態でも「元は写真Fのようにスーツを着ていた」印象が残るからです。

「ビジネススタイル」は何を参考にすればよいのか?

一般的にはファッション雑誌は参考にならず、ウィンドウショッピングをしても流行りの服ばかり。
女優さんが出てくる映画やドラマも参考にならない可能性が高くなります。

では、どうやって服装のヒントを得たらよいか?という疑問が出てくるのではないでしょうか?

それは、ビジネスパーソンが主に視聴者となる「報道系ニュース番組」のニュースキャスターの服装を参考にしてみる事です。

ニュースキャスターは、視聴率を上げるためにニュース番組の視聴者に合わせて好印象に残るように服を考えているからです。

仕事に役立つニュースをチェックしながら、服装にも目を傾けてみて下さい。

ただし同じニュースキャスターでも、スポーツ番組やバラエティ番組、お昼の番組では服装が違ってくるので注意が必要です。

Neo-Styling YOKOHAMA メニュー紹介

スーツコンサルティングの紹介

Neo-Styling YOKOHAMAでは、「パーソナルカラー診断」「骨格診断」(「顔タイプ診断」)を行った上で「スーツコンサルティング」を申し込んでいただいています。

実際には「ジャケットを羽織ればいい」といっても何でもよいわけではなく、生地の色・襟の形・脇の絞り方・ジャケットの丈・素材などでお客様にとって一番良い物が変わってきます。

同様にスカート、パンツの注意点も少しずつ異なってきます。

スーツ・ジャケットはデザインがさほど変わらないように見えますが、ほんの少しの差で「着こなせている」か「服に着られてしまっている」かの違いが大きく出てきてしまいます。

ごまかしの効かないシンプルなスーツであればあるほど「着こなし」が重要です。

先ほども説明しましたが「スーツは投資」と考え、納得のいくものをしっかり選ぶことをお勧めします。

私にお任せ頂ければ、自信をもって着ることができるようにアドバイス・ご提案をさせて頂きます。

例えば(右)のようなスーツスタイルから、

管理職のような印象にするには(中)のようなスタイル
取締役のような印象にするには(左)のようなスタイル
にスーツを取り替えると効果的です。

(右)(中)(左)の人がいたら、一番役職が高そうなのは
(左)だと感じるはずです。